なら地域医療連携実務者協議会設立趣意書

 現在、2025 年度問題を背景に医療提供体制改革の実現に向けた新たな取り組みとして、医療機関においては病床機能報告制度、都道府県においては地域医療構想(ビジョン)の策定が義務付けられました。今後さらなる病床機能分化が推進されることにより、地域における関係機関同士のより密接な連携の構築は必須であり、その役割を担うのが連携実務者です。 

連携実務者の現場においては、医師・看護師・コメディカル等との院内連携、また地域包括ケアシステム確立の中での多機関・多職種の連携など様々な情報の共有が求められており、共通の悩み・課題も多いことが推測されます。

 このような中で、県内の連携実務担当者が集い、グループワークなどを通じて課題を検討し、相互のネットワーク構築と、地域連携のあり方について、ともに考え、意見交換を行う場として、「なら地域医療連携実務者協議会」を設立することといたしました。

 各位におかれましては、協議会設立の趣旨にご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 また、ぜひ多くの皆様の参画を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。

平成 26 年 10 月吉日

ロゴ説明

穏やかで動じない『だいぶつ』が優しく『ならけん』を抱いていており、『だいぶつ』のなかで『ならけん』が支えられ、安心している様子が描かれています。

背景はグリーンで『若草山』、ブルーで『吉野川』、オレンジで『特産品の柿』を表現されています。